2022 年度 秋学期 授業感想

飽きがきた秋学期

2022 年度学期に筑波大学で開講された授業の感想をまとめたものです。
あくまでも個人の主観に基づいた評価です。

情報デザインI(GC24101)

  • 秋AB、火3, 4限、2.0単位、2年次
  • 対面

今学期随一のおすすめ科目。 写真、タイポグラフィ、3DCG 等の入門的科目。 タイポグラフィに熱のある先生を身近で見れてめちゃめちゃ良かったです。

課題・成績評価

  • 各回の課題
  • 最終課題

各回の課題ではテーマに沿った写真や、好きなフォントの紹介レポート等を書く。分量は軽め。 次回の授業で講評が行われるが、大抵は時間切れになって途中で終わる。 最終課題では自分が興味のある物事に関してスライドを制作する。 先生の歯に衣着せぬ物言いと凄まじい手直しは必見。

Webプログラミング(GC22101)

  • 秋AB、木1, 2限、2.0単位、2年次
  • 対面

Ruby を用いた基礎的な Web プログラミング。 データ工学概論(GC13201)がデータベースに寄った内容なのに対し、こちらは実装を重視する傾向にあった。 Rails にも若干触れてたものの、メインではなかった。 対面で行われていたが、最終的な参加者は 10 人程度にまで減っていた。 資料を読めば自力でも進められそうな内容。

課題・成績評価

  • 各回のレポート
  • 最終レポート

各回のレポートでは、簡易的な掲示板の作成や正規表現等に関する内容。 難易度は易しめだが、全学計算機上での CGI を利用する必要があったためデバッグが困難だった。 最終レポートは SQLite を利用して何か一つアプリケーションを作成する。 フレームワークは使用禁止で、人によってクオリティもまちまち。

ソフトウェアサイエンス特別講義A(GB27001)

  • 秋C集中、1.0 単位、3, 4年次
  • 対面

dnobori 先生を始めとする豪華講師陣による、土日 2 日間に亘ってのオムニバス形式での講義。 ネットワーク、言語処理、セキュリティ等について概説した後、最終日にパネルディスカッションが行われた。 coins のオタクがかなり履修していた印象。メ創の人間はほとんどいなかった。

課題・成績評価

  • 最終レポート

レポートが講師毎に用意されており、そのうち 1 つを選択する。 私が選んだのは水島先生の minis を好きな言語で実装するというもの。 また、パネルディスカッションを受けての感想を分量自由で述べる。

人文情報学(AA11111)

  • 秋AB、火5限、1.0単位、1–4年次
  • 対面

人文・文化学類の情報学入門的な授業。 履修者層は広く、初回講義で「本授業は情報系の基礎を扱う授業ですが、何故か情報系の方も履修されていて……」といった話をしていた印象がある。 もう少し人文系の専門的な話かと思っていたが、プログラミングに触れてみよう!的な内容。 Java を用いた形態素解析くらいまでが範囲。 情報デザインが終わってすぐに一学まで自転車で爆走するのが辛かった。

課題・成績評価

  • 出席確認(respon)
  • 最終レポート

興味のあるテキストを形態素解析してレポートを作成する。

データ構造とアルゴリズム実習(GC12403)

  • 秋AB、月1, 2限、1.0単位、2年次
  • オンデマンド

データ構造とアルゴリズム(GC12403)の実習に対応する科目。coins だと DSA 実験と呼ばれている。

課題・成績評価

  • 各回のレポート

簡単な木構造や探索を C 言語で実装する。 講義スライドには擬似コードが掲載されているのでそれを書き直すだけで良い。 n 回以上レポートを出さないと単位が来ないが、救済措置があったっぽい。

映像メディア概論(GC27801)

  • 秋C、月, 木3,4、2.0単位、2年次
  • オンデマンド

インターネットの隆盛と地上波テレビの没落の流れを扱う。 基本的には教科書に沿って授業内容が進む。 元々 NHK に在籍していた先生による講義で、結構面白かったです。

課題・成績評価

  • 各回の小テスト
  • 最終レポート

各回の小テストはスライドの穴埋め、といっても教科書をほぼ書き写すだけでよく、なんなら講義スライド中に回答が載っていることも…… 最終レポートは現代のメディアの変遷を 3000 字程度で述べた。

情報メディア特別演習I(GC27202)

  • 通年、2.0単位、1年次
  • オンライン・対面併用

個人の興味に応じて、先生に指導してもらいながら通年で演習を進める。 情報メディア特別演習II(GC27302)も設定されており、I を既に履修して居た場合は II を履修する。 演習のテーマは様々で、プログラミングに触れてみる程度のものから、言語処理系やアプリケーションの実装等まで様々。 指導教員によるものの、大体の先生は1–2週間に一度ミーティングが設けられる。

履修者の半分くらいはフェードアウトしていた印象。 友人数人は演習内容を情報処理学会の研究会やシンポジウムで発表していた。 私はインタラクションに行きました。 個人的に(気力があるなら)かなりおすすめの授業です。

課題・成績評価

  • 中間レポート・期末レポート
  • 中間・最終発表会への出席(必須)

1000–2000字程度で演習内容をレポートとして述べる。 加えて、5分程度で演習内容を説明する(対面で実施)。 それほど重くない。

研究者体験2022(FG16427)

  • 通年、1.0単位、1–3年次
  • オンデマンド

上記の情報メディア特別演習と併せて履修が可能。 内容は結構似ている。 とはいえある程度内容の切り分けが必要らしい。 申請したらいくらか予算が付くものの、「〇〇は購入できないですね……」と言われたりしたので履修する必要があるかは不明。

課題・成績評価

  • 中間レポート・期末レポート

応用体育野外運動(秋)(2245233)

  • 秋AB、金2、0.5単位、2年次
  • 対面

応用体育野外運動(春)(2245223)のチームを引き継いで、天久保池でカヌーレースをする。 カヌーは楽しいが真冬なので落ちたら最後、大量の藻が発生する極寒の池へ…… 授業終わりによく中華を食べた。

課題・成績評価

  • 出席
  • 授業ノート
  • 最終レポート

授業内で一回分担当が割り振られ、担当回はその日に何をするかを考えた上、ノートに記載して提出する必要がある。 最終レポートは体育の授業に共通で課せられていたもので、本授業に固有のレポートは特に存在せず。

情報社会と法制度(GA10101)

法律云々に関する授業。 授業内でグループワークの機会が一度設けられ、manaba 上で壮絶なレスバが繰り広げられていた。

課題・成績評価

  • 毎回の小テスト
  • 最終レポート

知的財産概論(GA10201)

情報社会と法制度と混同して記憶がないのですが、恐らく知的財産権に関する講義。

課題・成績評価

  • 毎回の小テスト

人間計測の方法(GC26101)

人間の認知特性に関する内容。

課題・成績評価

  • 毎回の小レポート(2点 × 10回)
  • 期末試験(80点)

スライド200枚を暗記できず、期末試験で撃沈…… 単位は来た。