2021 年度 秋学期 授業感想

筑波の秋は綺麗です

2021 年度学期に筑波大学で開講された授業の感想をまとめたものです。
あくまでも個人の主観に基づいた評価です。

必修科目(共通)

秋AB:データサイエンス

水1・2、1.0単位、1年次、オンデマンド

  • 内容:Excel の使い方とデータ分析
    • 最初の方は Excel の基礎講座、後半から内容が難しくなる。
    • T 検定や回帰直線の求め方など。
  • 評価:小テスト、レポート
    • レポートは Excel のワークシートにデータ or 関数を埋める形式。論述なし。

秋AB:基礎体育 ジョグ&ウォーク

火3、0.5単位、1年次、対面

  • 内容:走る・歩く
    • 走るのがメイン。
    • ピッチ・ストライドの計測、持久走、ループを一周など。
    • 先生はやさしかった。
  • 評価:出席 + レポート
    • レポートは Excel に数値を埋めていくような形式だった。

秋ABC:English Reading Skills II

木1、2.0単位、1年次、オンデマンド

  • 春学期開講の English Reading Skills I と同様。

秋ABC:English Presentation Skills II

月6、2.0単位、1年次、オンデマンド

  • 春学期開講の English Presentation Skills I と同様。

必修科目(情報学群)

秋C:微分積分A

金3,4、2.0単位、1年次、オンデマンド

  • 内容:とにかく難しかった
    • 名前だけは聞いたことがあったイプシロン・デルタ論法などが出現。マジでわからん
    • 講義動画にはスライドのみで音声がない。
      • 好きな音楽を流しながらの受講が推奨される。
  • 評価:小テスト(30%)+ 期末試験(70%)
    • 小テストは指定時間内に manaba に回答する。穴埋め式。
    • もうとにかくむずかしい
    • 忘却の彼方へ追いやりました

秋AB, C:プログラミング入門A, B

木5・6、2.0 + 1.0 単位、1年次、オンデマンド + 同時双方向

  • 内容:Python に関する基礎知識 + ちょっとした応用
    • 入門 A
      • Python の基礎 ― Webスクレイピング, Pillow による画像処理あたりまで
      • 簡単!
    • 入門 B :応用編? じゃんけんゲームやライフゲームなど。
    • Anaconda が推奨されるが、既存の環境が破壊されるので入れてはいけない。
      • pip install notebook で ok. なんなら VSCode でも事足りる。
    • 教科書いらない
    • Discord を利用
      • 教員によって割り振られたグループ内で会話しながら進める(メ創開講の場合)
      • 誰も喋ることなく授業時間が終わる
  • 評価:毎回の小テスト + 毎回のレポート + 期末試験(入門 A のみ)
    • 小テストは簡単
    • レポートは .ipynb で提出する。レポートとはいえ論述はなく、コードを穴埋めのような形で提出する。
      • 難易度は高くないが、周りを見ているとコーディングに慣れていないとちょっと苦しそうな感じではあった。
    • 期末試験は時間制限が厳しい。難易度自体はそれほど高くないものの……

選択科目(情報学群)

秋AB:コンテンツ入門

金5,6、1.0単位、1年次、オンデマンド + 同時双方向

  • 内容:コンテンツに関する諸々
    • 前半 5 回はオンデマンド形式、座学。
      • 音響の回がおもしろかった。
    • 後半 5 回は落合先生による同時双方向の授業。Zoom を利用。
      • メディアアートはお茶!!!
      • 「#コンテンツ入門2021」のハッシュタグを付けて Twitter 上に感想を呟く。最低 20 ツイートが義務として課せられ、ミニレポートとして評価される。
        • ハッシュタグが日本トレンド入り
        • 教員に垢を知られたくない学生の手によって11月頃に「コン入用アカウント」なるものが多数爆誕。
      • 質問タイムもありました
      • かつては「コンテンツ応用論」として開講されていたらしい。
      • ゲストを招いて対談が行われていた。たのしい。
        • 有働さん:メディアの未来
        • Unity の方:バーチャルプロダクション技術について
        • 濱野智史さん:サブカル文化に関してお話していた
        • 有名なクリエイティブディレクターの方:CM の話
  • 評価:期末試験 + Twitter ミニレポート
    • 前半 5 回の内容から期末試験。難易度は低め。
      • 落合先生は「オブジェクト思考やアジャイルが出る」と話していたが、出題内容には全く関係がなかった。

秋B:システムと情報科学

火5, 6、1.0単位、1年次、オンデマンド

  • 内容:忘れた。共通鍵暗号とかについて気がする
  • 課題:小テスト(20%)× 5
    • 少し分量が多めの小テスト。難易度はそれほど高くない。

秋AB:知識情報概論

  • 内容:メディア、ドキュメント、知識に関する概説
    • 教員と学生扮する人工知能が会話をする。おもしろい
  • 評価:期末試験、小テスト
    • 期末試験は講義内容に基づいた 4 択問題が数十問程度出題(オンライン)
      • 成績評価は主に期末試験で決定されたはず。

秋AB:データ構造とアルゴリズム

火1・2、1.0単位、2年次、オンデマンド

  • 内容:キューとスタック、ソート、木構造、グラフ、探索
    • 疑似コードなる概念が出現
      • VB に C 言語を合わせたような気持ち悪い言語。レポートも疑似コードを用いて記述する。
  • 評価:レポート、小テスト
    • 授業はスライドを読み上げるだけだったが、レポートは楽しかった。
    • 疑似コードおよび日本語を書くのが面倒だったので、「これをC++で実装すると……」と書いたところなぜか最高評価が来た。

秋AB:コンピュータシステムとネットワーク

月3・4、2.0単位、2年次、オンデマンド

  • 内容:ハードウェア・ソフトウェア・通信プロトコル・Web
    • 雑談を交えながらコンピュータについて概説。
  • 評価:小テスト3回(50%)、期末レポート(50%)
    • 期末レポートは、「講義中に扱った内容の中でもっとも感銘を受けたもの」(だったきがする)に関して A4 数枚程度で論じる。

選択科目(その他)

秋AB:メディアアート・フィジカルコンピューティング

木3・4、2.0単位、2年次、対面

  • 内容:Arduino を用いてメディアアートを制作
    • メディアアート・プログラミングのハードウェア版。
    • Arduino Nano を一人ひとり購入する。
      • 既に所有している場合はそちらで代用可能。
    • 春学期はプログラミングの基礎知識が重視されていた反面、この授業ではメディアアートとは何たるかに重きを置いていた印象があります。
      • 無限に芸専すげ〜〜〜〜〜になっていた
    • 途中 LED 1つのみを使って作品を表現する課題があった。
      • 発想力が求められます
    • 授業中にペアワークが1回あった。ペアは先生が指定。
  • 評価
    • 最終課題(100%)
      • 今年度は「異化を用いたキネティックアート」がテーマ。
      • 異化:慣れ親しんだ日常的な事物を奇異で非日常的なものとして表現するための手法(Wikipedia)
      • 材料などは各自で用意する。
  • 備考
    • メディアアート・プログラミングを未履修でも履修可能?なようだった。

秋AB:芸術と文化

月1、1.0単位、1・2年次、オンデマンド

  • 内容:わすれた
    • 日本画の技法などを扱っていた気が
  • 評価:毎回のレポート・小テスト
    • アート&デザイン入門よりも軽かった。

秋AB:筑波大学特別講義―大学と学問―

水6、1.0単位、同時双方向

  • 内容:オムニバス形式で様々な講義
    • 第一回は永田学長が話していた。自然科学、スポーツ、芸術など。
  • 評価:小レポート(90%)、授業内での発言(10%)
    • レポートは 200 字程度だったと思います。